乳酸菌の特性

乳酸菌のカンジダ菌に対する意外な効果

夏に起こりやすく、デリケートゾーンで発生しやすいカンジタ症ですが、一度発症すると異常な痒みを伴う厄介な病気です。
乳酸菌がそんなカンジタ症に効果がある事をご存知でしょうか?
ここでは乳酸菌がカンジタ症にどの様な効果をもたらすのか、みていきたいと思います。

カンジタ症とは?起こる原因は?

カンジタとは真菌というカビの一種で、カビの仲間です。
このカンジタ菌の感染によって起こる病気を、カンジタ症といいます。
カンジタ菌は健康な人の腸や膣などに存在しており、カンジタ菌は常在菌なのです。
症状は外陰部や膣の異常なかゆみや、痛み、カッテージチーズの様な白っぽいおりものが出るといった症状があり、カンジタ症は膣だけでなく、皮膚や爪、肺などに発症する事もあります。

カンジタ症は性病ではありません。
すなわち性行為だけでなく、様々な原因で発症する事があります。
ではカンジタ症が起こる 原因をまとめてみました。

・免疫力の低下
生理の前後は卵巣機能が低下すると同時に、免疫力も低下してしまいます。
卵巣機能が低下してしまうち、膣の殺菌作用も低下し、菌の侵入しやすい環境になってしまいます。
その結果、膣内にカンジタ菌が増殖しやすくなってしまうのです。
又、妊娠中にもカンジタ症は発症しやすくなります。
妊娠中、母体の免疫力が高いと、母体が胎児を異物だと見なし、排除してしまおうと、流産や早産になりやすくなります。
そうならないために、妊娠中は免疫力が弱くなっており、カンジタ症になりやすいのです。

・抗生物質の使用
抗生物質は大きく分けると菌を直接死滅させる殺菌作用と、菌の発育を抑える静菌剤があります。
殺菌作用が体内に有害な菌だけでなく、良い影響を及ぼす菌までも死滅させてしまいます。
その結果カンジタ菌が増殖する流れとなり、カンジタ症になってしまうのです。

・生活習慣の乱れ
食生活の乱れや、睡眠不足、ストレスなど生活習慣が乱れると、免疫力が低下し、カンジタ菌が増殖してしまい、カンジタ症になってしまいます。

乳酸菌がカンジタ症に効果がある理由

では乳酸菌がカンジタ症に効果がある理由は、乳酸菌を摂る事で免疫力が高まるからです。
普段は膣の中にもカンジタ菌の他に、デーデルラインという乳酸菌が常在菌として存在しています。
これによって膣内は酸性に保たれています。
そして外部からの細菌の侵入を防いだり、増殖しないようにしています。
ところが免疫力が低下していると、この力も弱くなるため、膣に炎症を起こしてしまい、カンジタ症になってしまうのです。
こちらにもあるように、日頃から乳酸菌を摂り入れていると、体内に良い影響を与える善玉菌が増え、カンジタ菌となる、体内に悪影響を及ぼす悪玉菌が減るのです。
ですから免疫力を高めるためには乳酸菌を摂り入れ、腸内環境を整える事が大切なのです。

いかがでしたか?カンジタ症は免疫力を高める事で防止できる病気です。
普段の生活に乳酸菌を摂り入れ、腸内環境を良くし、免疫力を高める事ができれば、カンジタ症の予防になります。
そしてカンジタ菌はカビの一種ですから、免疫力だけでなく、高温多湿を避け、普段からデリケートゾーンを清潔に保つ事を心がけましょう。

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