乳酸菌の特性

日本食にも乳酸菌

乳酸菌のイメージといえば、ヨーグルトに入っているイメージが強くありませんか?
実は乳酸菌はヨーグルトだけでなく、様々な食品に多く含まれています。
そしてこの乳酸菌は日本食にも多く含まれており、日本食が健康に良いとされている理由の一つです。
では日本食が健康維持に効果があるかを具体的にみていきましょう。

日本食に使われている乳酸菌の特徴とは?

こちらにも書かれているように、日本食に多く含まれている乳酸菌は植物性乳酸菌です。
植物性乳酸菌はヨーグルトなどに含まれる乳酸菌よりも、環境の悪い場所で耐えられる強い力を持っている乳酸菌です。
この植物性乳酸菌の特徴は、体内の胆汁や胃酸などでも死なず生きて腸まで届きます。
生きて腸まで届く事で腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を良くする効果があるのです。

乳酸菌を摂ると腸内環境が良くなるメカニズムとは?

腸内には大きく3つの腸内細菌が生息しており、善玉菌、悪玉菌、日和菌と分類されます。
この3つの腸内細菌は、それぞれ働きがあり、善玉菌は腸内環境を良くし免疫力を向上させ、便秘を防ぎ、健康維持に必要な腸内細菌です。
悪玉菌はこの善玉菌とは反対に、腸内で悪さをする腸内細菌で、この悪玉菌が増えると、有害物質を発生させたり、発がん性物質の生成をします。
日和菌はこの2つの菌に属さず、優勢な方の味方になります。
こちらにも書かれているように、腸内環境を良くするには、善玉菌を増やさないといけません。
この乳酸菌は善玉菌の代表格の菌に値するので、乳酸菌を積極的に摂る事が大切です。

乳酸菌を多く含む食材と摂取目安量


・味噌・・・約12g(味噌汁1杯分)
・醤油・・・約20g(大さじ3杯分)
・漬け物・・・2~3切れ
・納豆・・・約50g(1パック)
・キムチ・・・約50g
・ヨーグルト・・・約100g
・塩麹・・・男性8.0g未満 女性7.0g未満

などです。
こうして見るとやはり日本食に使われている調味料が多い事がわかります。
こちらの記事にも漬物に含まれる乳酸菌について書かれております。

日本食に含まれる植物性乳酸菌は様々な健康効果があります。
日本食で食べられる発酵食品を積極的に食べる事で腸内環境が良くなるのです。
健康にとって頼れる味方、それが乳酸菌なのです。
もっと健康効果を知りたい方はこちらをどうぞ。

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