ラクトフェリンと乳酸菌を一緒に摂る
ラクトフェリンとは腸内環境を維持する上で、大変良質なたんぱく質です。
乳酸菌と同じく腸内環境を良くし、健康を維持に役立つ効果があります。
ではこのラクトフェリンと乳酸菌の関係とはどのような関係かを詳しく調べてみました。
ラクトフェリンとは?
ラクトフェリンとは涙、唾液、血液などに存在する感染予防効果のあるたんぱく質の事で、主に動物の乳に含まれています。出産直後の母乳には初乳といって最も多く栄養が含まれており、その中にもラクトフェリンは豊富に含まれています。
お母さんはこの初乳を赤ちゃんに飲ませる事で、赤ちゃんの免疫力を高め、赤ちゃんを病原菌から守るようにするのです。
ラクトフェリンの主な3つの効果
ここでラクトフェリンの主な3つの効果についてみてみましょう。1.免疫力強化
ラクトフェリンには免疫力を向上させる効果があります。ラクトフェリンは胃酸に分解されにくく、腸まで届き吸収される事で、腸管の免疫を高め、免疫力を向上させる働きがあります。
こちらにもそのような効能について詳しく書かれております。
2.腸内改善・便秘改善
ラクトフェリンは腸内環境の改善に効果があります。なぜなら腸内環境を良くする善玉菌のビフィズス菌を増殖させる効果があるからです。
こちらにも書かれているように、ビフィズス菌が増えると、腸内細菌の悪玉菌が減少し、善玉菌の優勢な腸内環境となり、便秘や免疫力向上、腸内改善に効果をもたらすのです。
3.アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患への効果
ラクトフェリンにはアトピー性皮膚炎にも効果があります。アトピー性皮膚炎はかゆみのある湿疹ができる皮膚疾患で、良くなったり、悪くなったりする、長期に渡って起こる、皮膚のアレルギー疾患です。
このアトピー性皮膚炎を緩和させる理由に、体内で生成されるヒスタミンという成分があり、ヒスタミンは様々な危険物から体内を守ってくれる物質です。
ですが、アトピー性皮膚炎で使われる薬はこのヒスタミンを抑えてしまいます。
ラクトフェリンはこのヒスタミンをそのままに、抗体だけを増やしてくれる働きがあるので、アトピー性皮膚炎に効果があるのです。
ラクトフェリンと乳酸菌の相乗効果とは?
ラクトフェリンは良質なたんぱく質に対し、乳酸菌は腸内で活躍する腸内細菌です。ラクトフェリンはビフィズス菌を増やす効果ががり、ラクトフェリンとビフィズス菌を一緒に摂ると、こちらにも書かれているように、相乗効果で腸内環境が良くなり、健康維持に役立つのです。
いかがでしたか?ラクトフェリンは初乳にも含まれる大変良質のたんぱく質です。
このラクトフェリンは細菌ではないので腸内で増える事はないですが、ビフィズス菌を増やす力があります。
継続的にラクトフェリンを摂取する事で、ビフィズス菌が増え、腸内環境が良くなるのです。
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