乳酸菌の特性

酸で乳酸菌やビフィズス菌は死ぬ?

乳酸菌やビフィズス菌は便秘改善に効果がありますが、同じくお酢にも乳酸菌やビフィズス菌と同じ便秘改善の効果があることはご存知ですか?
では、この乳酸菌やビフィズス菌と一緒にお酢も摂取して良いのでしょうか?
実は、乳酸菌やビフィズス菌は酸の力に弱く死滅してしまうからです。
今回はそんな酸に弱い乳酸菌やビフィズス菌とお酢との関係についてまとめてみました。

お酢の酸では乳酸菌は死滅しません!

結果からお伝えしますと、お酢の酸では乳酸菌やビフィズス菌は死滅しません。
乳酸菌やビフィズス菌は口から入って腸まで届くまでに胃酸や、胆汁の影響で殆ど死滅してしまいます。
ですが、お酢には、胃酸や胆汁程の強さのある酸の力がなく、乳酸菌やビフィズス菌とお酢を同時に摂取しても効果は変わらないのです。
お酢にはクエン酸やその他にも60種類以上もの体に良い有機酸が含まれています。
そのお酢の代表的な4つの効果をみてみましょう。

1.便秘の改善効果

お酢には便秘に効果のあるビタミンCとビタミンEに働きかける力があります。
この2つの成分は高い抗菌化作用があり、活性酸素が増えすぎるのを防ぎます。
活性酸素は、適量であれば細胞を保護し、体内に入り込んだ細菌などを除去する働きがあるので、健康維持には必要なのですが、逆に増え過ぎるてしまうと細胞にダメージを与えてしまい、老化に繋がってしまいます。
お酢には活性酸素が増え過ぎるのを防ぐ効果あり、それが腸の老化防止に役立ちます。
腸の老化は便秘になる原因です。
腸が老化してしまう事で、腸内環境が悪化し、悪玉菌が増えるので、便秘になってしまうからです。
お酢は便秘に効果のあるビタミンCとビタミンEを助け、腸の働きを活発にしてくれるので、便秘改善に効果があるのです。

2.冷え症の改善効果

お酢には血液をサラサラにする効果があります。
血液がサラサラになると体の末端まで血液が流れてくれますので、体が温まり、冷えが改善されるのです。

3.ダイエット効果

冷え性の改善効果でも述べましたが、お酢には血液をサラサラにする効果があり、その結果体内の温度が上がると基礎代謝が上がるので、脂肪燃焼効果や老廃物が溜まらない体質になり、ダイエット効果があります。

4.血糖値の抑制効果

血糖値はブドウ糖などの糖の吸収によって上昇します。
血糖値が急上昇すると、インスリンという成分が大量に分泌されてしまい、それを続けているとインスリンがうまく分泌されなくなり、高血糖が続き、糖尿病の原因になります。
お酢にはクエン酸が入っており、このクエン酸はブドウ糖をエネルギーに変える効果があるため、血糖値の上昇を防いでくれ、糖尿病予防に効果があります。

以上お酢の代表的な4つの効果をまとめてみました。
上記のようなお悩みがある方は是非お酢を摂り入れてみてください。

お酢と乳酸菌やビフィズス菌は最強のコンビだった

お酢は血液をサラサラにし、代謝を上げてくれ、脂肪の燃焼効果もあり、乳酸菌やビフィズス菌には腸内環境を良くする善玉菌を増やし便秘改善に効果があります。
このお酢と乳酸菌のコンピはダイエットやデトックスだけでなく健康維持にも役立ちます。
お酢が乳酸菌やビフィズス菌を死滅させるイメージがありますが、実はこのお酢と乳酸菌には便秘改善だけでなく、様々な健康維持に効果があったのです。
お酢には様々な効果があり、健康維持に役立ちますが、適量を摂取しないと胃に負担をかけてしまう事もあります。
お酢の一日の目安は大体、15ml~30mlです。
空腹時はお酢の酸が胃に負担をかけてしまうので、毎食後に摂ると良いです。
是非お酢と乳酸菌を食生活に摂り入れ、健康的な体を目指してみましょう。

乳酸菌で便秘解消についてはこちらが参考になります。

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