乳酸菌の特性

乳酸菌とオリゴ糖の効果

乳酸菌とオリゴ糖が密接な関係にある事をご存知でしょうか? オリゴ糖は善玉菌の代表格でもあるビフィズス菌を増やす働きがあり、腸内環境を整える中で大変効果を発揮してくれます。
ではこのオリゴ糖と乳酸菌について詳しく調べてみました。

オリゴ糖と乳酸菌の関係とは?

オリゴ糖は糖質に分類されますが、普通の糖とは違います。
通常糖質は体内に入ると、すぐにエネルギー源として働くのですが、オリゴ糖は糖として吸収される比率が少なく、腸内の善玉菌のエサとして効果を発揮します。
糖として吸収されにくいので糖質制限や糖尿病などの方にもおすすめの糖質なのです。
そしてこのオリゴ糖は特定保険食品としても扱われています。
ビフィズス菌と乳酸菌は善玉菌の代表格で、オリゴ糖はこの善玉菌のエサとなって腸内環境を良くしてくれるのです。
※善玉菌の働きについてはこちら

また、オリゴ糖は善玉菌のエサになる事で腸内環境を良くしてくれ便秘改善の効果があります。
それだけでなく、免疫力も向上するので、アレルギーなどにも効果があります。
又虫歯になりにくい糖質なので、子供や甘い物が好きな人にもおすすめです。

オリゴ糖の5つの種類とその特徴とは?


1.難消化性オリゴ糖

特徴は大腸で吸収され糖質としては吸収されにくい性質があります。
血糖値を上がりにくくし、善玉菌のエサになります。

2.フラクオリゴ糖

特徴は虫歯になりにくい性質があります。
主に、にんにくやタマネギ、などの野菜やハチミツに含まれています。

3.乳果オリゴ糖

別名ミルクオリゴ糖と呼ばれ、母乳に含まれるオリゴ糖です。
赤ちゃんの腸内は善玉菌が沢山いますが、これは母乳のおかげでもあります。
特に、出産後1週間以内に出るどろっとした黄色みががっている初乳にはこのミルクオリゴ糖だけでなく、貴重な栄養素が沢山含まれています。

4.ガラクトオリゴ糖

特徴としては熱や酸に強く、オリゴ糖の中でもとくに甘いと感じる事ができます。
別名ラクトスクロースとも呼ばれ、天然のさとうきびや牛乳が主な原料です。
その他にもタンパク質の消化吸収を助ける働きもあるので運動している人にもおすすめのオリゴ糖です。

5.ラフィノース

特徴はビートというほうれん草に似た、北海道で生産される野菜から作られた天然のオリゴ糖です。
別名砂糖大根とも呼ばれています。
体を暖める効果があり低カロリーです。

オリゴ糖にはこれら5つの種類があります。
それぞれ自分の体に合ったオリゴ糖を摂取する様にしてみてください。

オリゴ糖は乳酸菌やビフィズス菌である善玉菌のエサとなって腸内環境を良くする上で大変重要な関係性があります。
腸内環境を良くするのは善玉菌を増やす事がカギになりますので、 普段の生活で砂糖でなくオリゴ糖を試してみてください。
こちらではサプリメントでの摂取が推奨されています。

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